2011ツール事件簿 †
わからない用語は用語集にのってるかも
第9ステージ †
山岳ポイント7箇所固めうちの中級山岳ステージ。
ステージ優勝を狙う選手以外にも、水玉ジャージに憧れる選手も逃げに混じりそう。
お疲れモード †
休息日前の疲労が溜まっているのかこの日もリタイアが続出。
ボエルス(ヴァカンソレイユ)、ちゅるか(エウスカルテル)、ブラット(カチューシャ)がツールを去った。
コンタの受難 †
残り120キロで前の選手と接触したかコンタドールが単独落車、集団から取り残されるもアシストがなかなか降りてこない。
結局ドラフティングなどを利用してほぼ独力で集団復帰。そしてお約束のバイク交換。
今日の集団コントロールは †
昨日「どうせフースホフトの黄色今日でお前らに譲るんだから引けよ」とBMCに集団コントロールを放棄したガーミンだったが、蓮がまたしても粘りきって黄色キープしてしまったので、流石に今日は牽くハメにw
熱い視線 †
コースのちょっと上の崖から選手たちを見つめるのは三頭のお馬さんたち。
ドーフィネでモーモー落車などがあったため危惧するスレ民もいたが、幸い?興味深げに見つめているだけでした。
最後のツール †
残り99キロ地点、ペイロル峠の下りで集団内でこの日も大規模落車。
下りでスピードが乗った場所だけに被害は大きく、ガーミンのザブリスキー、ロットはエースのヴァンデンブロックとウィリムスをリタイアで失う。
更にアスタナはヴィノクロフが山菜し転落、アシスト達が崖上へと引っ張り上げるも、両脇から抱えられた大佐は下半身を動かせないような状況(右大腿骨骨折、骨盤にもヒビが入っているらしい)。
大佐最後のツールは無念の落車リタイアとなった。
またシャック総合勢で唯一被害のなかったクレーデンがとうとうここで落車。幸い目立った怪我はなくすぐ復帰。
どうしよっか †
この大事故に集団はスローダウン、パレード走行のような様相に。
思わぬかたちでチャンスの広がった逃げ集団。
あまり差を広げすぎるとノーコンになるのを危惧したか、ヴォクレールが山岳賞を争うフーガーランドにペースダウンしない?といった感じのジェスチャーを送るがフーガーランドは拒否w
黄色ほしいな †
3つめの山岳ポイントまで激しく争ったヴォクレールとフーガーランドだったが、4つめの山岳でヴォクレールが競りかけるのをやめ、フーガーランドにポイントを取らせる。
ヴォクレールはマイヨジョーヌ、フーガーランドはマイヨアポワで談合が成立したか。
人災 †
ヴォクレール、フーガーランド、フレチャ、LLサンチェス、カザールの5人で飛ばす逃げ集団だったが、残り38キロで道路の狭い箇所でムリに追い越しをかけたメディアカーにフレチャが横から追突され落車。
少し前にいたヴォクレールはバランスを崩しながらも立て直したが、フレチャの隣にいたフーガーランドが激しく吹っ飛び道端の畑?に落下。
あまりの事故にスレは騒然。メディアカーへの非難や、全体的なカメラバイクの位置取りなどへの不満が噴出。
フレチャはすぐに再スタートを切ったが逃げからは脱落、フーガーランドも有刺鉄線に引っかかったのか激しく出血をしながらもリスタート、あまりに痛々しい姿に悲鳴が上がる。
なおレース後、問題の車と運転手はレース追放処分を受けた。
したたかなLLサンチェス †
ゴール前の最後の登りにやってきたヴォクレール、LLサンチェス、カザールの3人。
逃げていた間はヴォクレールが積極的に引き、LLサンチェスはあまり積極的に前を引くこともなかったので、
これは談合が成立しているかと思われたが、最終的には3人の駆け引き。
LLサンチェスがヴォクレールに向かって、アゴで「お前行けよ」みたいなシーンもあったが、
終わってみればLLサンチェスがアタックしてステージ優勝なので、あの合図は譲り合いのものではなかったのだろう。
LLサンチェスが指しゃぶりポーズでステージ優勝、マイヨジョーヌはヴォクレールがゲット。
最後にカザールは離されてしまった。
本日の表彰式 †
表彰式に出てきたヴォクレールは嬉しさ全開でピョンピョン跳ねてるw
表情もニコニコが止まらないw
対して、なんとかゴールに辿り着いて山岳賞を守ったフーガーランドは目に涙。