2011ツール事件簿

わからない用語は用語集にのってるかも



第21ステージ

とうとう凱旋シャンゼリゼ。
前半戦は落車リタイアが相次ぎどうなることかと思われたツールドフランス、しかし終わってみれば今年も見せ場たっぷりで熱いレースが繰り広げられました。
(勿論、リタイアした選手も何事もなくその争いに加わってくれていれば、尚良かったのですが…)
そしてスプリンター達にとっては最後のひと勝負。ステージ優勝、そしてカベンディッシュはポイント賞ジャージを賭けた戦いがパリで繰り広げられます。

パレードラン

各賞ジャージと、喪章を付けたテロ事件のあったノルウェー2選手(蓮・ハーゲン)が並んでのスタート。
スタート前には1分間の黙祷が捧げられたそうです。

ポイント賞の壁と、黄色のエヴァンスが話し込む姿に実況スレ「珍しい光景だなw」

ポイント賞の争いだけまだ終わってないので壁も流石に緊張……大あくびしてるぞwww

ケツ顎さんのところにシュレク兄弟がやってきた。仲良く肩を組み、お互いの健闘を称え、勝者を祝福。

ピリピリムードが続いていたトマ社長、さすがに吹っ切れた表情でチームメイトと和やかに談笑。

アパートの真ん中を道路が貫き、そこを選手が通る光景に「羨ましいアパート」「俺も住みたい」「阪神高速みたいだなw」などとスレの注目が集まるw

カンチェと蓮が談笑。「ガチムチ2人がイチャイチャしてるwww」

今日の現地レポートはあさk…浅田さんw「ボンジューーールwwww」ノリノリw

アンディ、カメラマンからカメラ借りて記念撮影タイムw何を撮ってるんだ。やっぱ兄者か。

BMCの各選手が前に上がってきてエヴァンスの元に集合…一人中央分離帯の逆側行って合流できないwww

ナイスガイ・フーガーランド、カメラにクールに親指立て。ぐるぐる巻きだった包帯は、とうとう左ひざにちょっとだけになりました。回復力すげぇ

ようやく揃ったBMC、全員黄色眼鏡で肩を組んで横一列。そういえばリタイア無しでしたw

アクチュアルスタート。とはいえ今日は勿論パリに入るまでは変わらずまったり。

妹と談笑するジルベール…後ろからやってきたオグレ兄さんとガッチリ肩組み。微妙な表情で見つめる妹者w

ヴォクレールが住み慣れた定位置、「プロトンの最後方」に帰ってきた! なので自然とチームメイトも後ろへ後ろへ。

普段はタイム差を教えてくれる美人時計さんの持っているボードは「おめでとう!カデル」
エヴァンスもニコニコ、がっちり握手。奥さん怒るぞw

新人賞ローラン、ノリノリで蛇行運転。社長と肩を組んで記念撮影タイム。

シャンゼリゼ現地の人が逐次写真を投下。キャラバンカーの謎の海パン野郎ダンサーに話題が集中w

エヴァンス、誰かを探しているのかスルスルと後ろへ。逆に上がって来て後ろから並びかけてきたのはバッソ。お互いの健闘を称えあった。

エヴァンス、チームカーとシャンパンタイム開始。…というか一人だけ?
ちょうど狭い道に入ってしまったのかカメラグラグラw

ジルベールと蓮が後方で談笑中。クリリン「この2人はモナコ在住仲間で丘でもがきあってる」
来季の移籍話の噂も。2人してBMC行きの噂があるとか…噂ですよ噂。

エヴァンス、ここでバイク交換、せっかくのマイヨ仕様バイクがノーマルバイクにwwwww
メカトラかと思われたが、エヴァンス自身の要望で「このツール一番乗りなれたバイクに乗りたい」という要望があったよう。
あくまで今ツールを戦い抜いた相棒とともにゴールしたいということか。神経質というか、こだわり派というか。

ヴォクレールの健闘に、実況席ではフランス人の最近の最高位の話題。スルーされるモロー先生…

今ツールではイマイチ空気だったカンチェ、ご機嫌でチームカーとお話。

エヴァンスを先頭にアタック合戦ごっこw

今度こそあさか登場w1ヶ月間お疲れ様でした。

クロイツィゲルがメディカルカーに。それがきっかけか女医さんが大写しになっていい笑顔。けが人の多かった今ツール、この人もお疲れ様でした。

エヴァンスやコンタドール、そしてそれを報道するメディアについて熱く語るクリリン。微妙に涙声になってないかw
と、いいタイミングでエヴァンスの隣にコンタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
和やかにお互いの健闘を称えあう。

実況スレでは今年の空気チームについて地味に盛り上がる。
そじゃさん、かちゅ、闇金、ガス、アスタナ、QST等がエントリー。

アンディのボトル運び選手権。最終日ならではw

BMCトレインで徐々にペースアップ。ランプレの選手が一人ガソリンスタンドへwトイレタイム?

ウサ耳カメラマン(おっさん)

モビスター勢がBMCの後ろに集まり始める。ロハスのポイント賞争いへ向けて臨戦態勢か。

ミッテラン図書館の威容に沸く実況スレw

ノートルダム寺院の脇を通り過ぎ、いよいよシャンゼリゼが近づく。
いつものトンネルをくぐって、ジャンヌダルクが見守る中、BMCを先導にいざレーススタート。

いざ最終ステージ

シャンゼリゼでのパレードは全くなしで早速のガチモード突入。
フレチャ、チャリンギなどのアタックは決まらず一度合流、早い展開にメイン集団後方では中切れw
2週目に入ってルイコスタが飛び出しシャバネル・ラボバンクのニアマンが合流するがこの逃げも潰される。
折り返し地点の鋭角コーナーでは渋滞も発生w

最後のジャージを賭けた争い

カウンターで飛び出したのはSKYの何とスウィフト。追走の6人が飛び出したところで集団はスローダウン、これで容認か。
そしてHTCは逃げ集団にきっちりバクを送り込むしたたかさを見せる。
止まってた高速観覧車動いてキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
逃げ集団はスウィフト、リブロン(AG2R)、パウリーニョ(RSH)、バク(HTC)、コレン(瓦斯)、そして総合敢闘賞が決定しているロワ(FDJ)が今日も頑張る。
逃げ集団はスプリントポイントもまったりローテで通過、後方ではHTCが○珍に牽かせ臨戦態勢。
ロハス、ジルベール必死に追うがHTCアシスト陣のうまいコースカットなどにも阻まれカベンディッシュが余裕の集団トップゲット。
ゴスもロハス、ジルベールに先着しポイント潰し、壁の強さは勿論だが、つくづく鉄壁のHTCアシスト陣であった。

シャンゼリゼ決戦

しかし壁はここでバイク交換。サクソバンクのチームカーに牽いてもらって集団復帰を目指す。
一方逃げ集団は当然だがバクが先頭交代せずw
バクが逃げてる&トラブルの壁待ちのHTCは集団を牽かず、ガーミン、ロットあたりがファラー・グライペルのためにコントロール開始。
タロサ、レース展開に夢中でクイズの締め切りブッチww慌ててフォロー。
折り返しのコーナーでちょうど砂田さんの姿が。
パカー監督「実はヴォクレールで総合優勝狙ってた」やっぱり嘘ついてたwww
バレドメカトラで集団に置いて行かれるの巻。最後の最後で…
逃げと追走のタイム差が縮まらない。HTCが牽かないので他のチームのアシストがぼろぼろこぼれ、自然とBMCが前に出てくることになる始末。
それどころかわんわんブルグハートが先頭を引くwマイヨチームとしての示威行為なのかもしれんが、スプリンターチームにとっては邪魔w
クリリン「ステーグマンスでこのステージ狙ってくる」もう帰りましたが…「まだ、居ます……よね?」いません。
今度はランプレがトレインを形成。HTCは高みの見物。
集団を支配するチームができず、ラインが3つぐらいできるグダグダさ。HTCの高笑いが聞こえるような展開に。

ラストスプリント

ジャンがけたたましく鳴り響いてラスト1周!
牽引するのはQST、ランプレ、ロット、右からラボバンクのバレドがアタック。
差が10秒まで縮まった逃げからはスウィフトがアタック、ここまで全く引かずに脚を温存していたバクが即チェック。
バク、そのままスウィフトも千切って独走。メイン集団ではいよいよHTCが前方に集結。
アシスト7人+壁という超豪華列車、しかしバクが逃げているので強烈には引かず、あえて他のチームに追走させる目論見。
残り2.6kmでスウィフトが吸収、バクの逃げも残り2.2kmまで。集団では汁と蓮が引くが肝心のスプリンターが居ない。
残り1kmでHTCがあっさり主導権を奪い取り壁発射モード。他のチームのアシストは全く仕事をさせてもらえないハイスピード。
いつものパターン、ゴス→レンショーと来て壁発射。
ひっそりとカンチェなどももがく中、壁の後ろに張り付いていたボアッソンハーゲン、勢いよく並びかけるが壁がもう一伸びして完勝。
今ツール5勝目、そして初のポイント賞ジャージをゲット。
敗れたグライペル、参った参ったという具合に苦笑して壁と握手。
そしてエヴァンス、ツール・ド・フランス初総合優勝!
ゴールラインを切った瞬間、立ち止まりアシスト達と抱き合い歓喜の輪を作った。

表彰式!

ステージ優勝に続いてまずはポイント賞ジャージ授与式。
とうとうシャンゼリゼで緑のジャージを見にまとった壁、さすがに感慨深げ。

続いては山岳賞、Sサンチェス。子供2人を引き連れての登場、画面が水玉だらけw

新人賞の白色ジャージはローラン。ヴォクレールのアシストとして、そしてラルプ・デュエズでの勝利はフランスの新星誕生を印象付けた。

総合敢闘賞はFDJロワ。連日の逃げに、蓮にぶっ千切られたステージの悲しそうな表情と、帽子を取った時の2323具合にファンの増えたツールだったろう。

そして総合優勝の証、マイヨジョーヌを纏うのはカデル・エヴァンス。
後ろの観客に、凱旋門に、手を振り、万歳をして喜びをかみしめる。
そして2位、3位の兄弟登場。エヴァンスが一段高いとこにいるのにそれでも兄弟より小さいww

オーストラリアの女性歌手が独唱で国家を歌う中、国旗を纏ったエヴァンスいよいよ感極まった表情。
エヴァンスの上空で握手してじゃれる兄弟w
クリリンが全く喋らなくなる。また泣いてるのかw
フランクベイビー登場。エヴァンスがあやすが怖がってるようにもw

チーム総合は2位のレオパードに11分差をつけてのガーミン・サーヴェロ。
リタイアしたザブリスキー、何と等身大パネルで登場wwwwww
プレゼンでの雷神セレモニーといい、一気にネタチームとして定着しそうな気配。
現地実況している人の写真で、パレード時、ガーミンチームカー上部のバイクにまたがらされているザブリスキーパネルが提供されもう一笑い。
一気に最終日の話題をさらったガーミンであった。

最後に登壇したのはヴォクレールとジルベール。
今年スタートのヴァンデ県を本拠とするヴォクレールから、来年スタート地のベルギーチャンピオンのジルベールが握手を交わし、2011年のツールは幕を閉じた。

今年の実況スレ

日本人不出場にも関らず、2010年の122スレを大きく上回り09年の195スレに迫る175スレを消化。
前半のアクシデント満載に加えヴォクレールの奮闘、エヴァンス悲願の優勝などで大きくスレも盛り上がり、初見の人も散見された。
そんなわけで今年のツールもこれにて終了。また来年、おば。


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Last-modified: 2016-01-07 (木) 20:38:42 (3024d)