2010ツール事件簿 †
わからない用語は用語集にのってるかも
第1ステージ †
ロッテルダムから南下してベルギー入り、ブリュッセルをゴールとする平坦ステージ。
今年のジロで使われたコースを走ることから分断作戦も期待されたが別の意味で波乱となった。
実況解説はタロクリのドSドMコンビ。ゲストは先日の国内選手権を優勝したNIPPOの宮澤崇史選手。
今日のクイズも昨日に引き続き、優勝する選手。
本日の未出走 †
昨日落車したBMCのマティアス・フランク、3分以上遅れて完走するも、顔面裂傷と右手親指骨折と右膝打撲にてDNS。
同じく落車したフートンのマニュエル・カルドソ、6分遅れの最下位で完走するが頭部と膝の裂傷、頸部と左肩の捻挫で同じくDNS。
出走は195名。
みんななかよく †
スタート直後から3人がアタック、一応容認されそのまま逃げる展開。RABブームくんとQSTウェイナンツ、EUSアランペレス。
3つあるスプリントポイント(オランダ、ベルギー、ベルギー)も、2つをそれぞれ自国選手が取り、3つめはペレスへとキレイに三等分。
わんわん落車2010 †
番組開始早々メイン集団でわんわん落車が発生、バッソとミラーが大きく遅れる。集団は2人を待ち、ほどなく復帰。
バッソを集団に戻すリクイガストレインにちゃっかり忠則のミラー、マイヨヴェールなので微妙に溶け込んでるw
人犬ともにたいしたケガではなかった模様。
タロサにより「わんわん落車2010」と命名。
自転車王国 †
オランダにツールが来たということで、沿道はものすごい観客。併設の自転車道を使って並走する自転車もチラホラ。
- GIANTのクロスで逃げ3人に追走するおやじ
- マイヨジョーヌを着たおっさん3人組
- サイズ大きめのロードで果敢に並走する将来が楽しみな少年、そしてお父さんも登場
- 子供用タンデムアタッチメントをつけて並走する父娘。後席のょぅι゙ょのケイデンスがハンパねえw
- 併設の線路では反対方向の特急列車が徐行して乗客も観戦
- 沿道の畑に数十台のトラクターを使った自転車の絵、前後輪とも真円でキレイ
横風恒例 †
オランダの海岸沿いの道路を走り、海からの横風が強いため自然と一本棒になっていくプロトン。ヴォクレールも遅れーる。
ここで満を持してクソバン大作戦が発動、アスタナも同調し集団を一気にふるいにかける。
尚、毛ガニおよび先生の動向は映像がなく不明w
走りながら何でもできる人たち †
先ほどのわんわん落車でシューズを壊したバッソ、チームカーに支えられながらシューズ交換。
宮澤選手によると「アミーカチップスなどイタリアではスペアシューズは当たり前」
栗村監督によると「スペアバイクすらままならない日本のチームでは正直そこまで余裕はないw」とのこと。
三文芝居 †
わんわん落車被害者のもう一方ミラーは、一旦止まってハンドルのずれを調整。
集団復帰のためにチームカーにつかまり、今度はメカニックによりブレーキ調整の小芝居開始。
宮澤「これはメカニックがいじってる振りをしてお尻を押してると」
栗村「もうちょっといい芝居して欲しいですけどねw何もやってない感が満載な感じですからね」
バナナはおやつに †
バッソやミラーのトラブルを知ってか知らずか、集団のペースが落ち着きまったりタイム。
電波小屋のブリュイネール監督がパウリーニョにバナナなどを手渡しで補給。
双方笑顔が見え、まだまだ余裕の雰囲気。
ボトル運び選手権も開幕 †
AG2Rノチェンティーニと、かちゅヴォルガノフがボトルを満載して後方から発射。
サクソバンクはフォイクトさんと釣り人セレンセンの2人がかりで運搬。
その2人を追いかける形でチラリと映る幸也。
ぶいぐくおりてぃ †
元日本チャンプの幸也、去年はなかったが今年から袖口に赤いラインが。
「今まで入れるの忘れてた」とのこと。
流石ぶいぐ幼稚園www
自転車王国2 †
ベルギーに入り、沿道の観客が桁違いに。
- SKYのパウエルスが地元アタック
- 目一杯アームを伸ばした高所作業車から観戦する人たち。高所恐怖症の宮澤選手はガクブル、金玉がキュっとなる実況民も多数
- 消防車の放水
- ゴール地点ではエディメルクス氏の誕生記念セレモニー
アタックしてやがる!早すぎたんだ †
残り30kmで吸収が確定的になり、敢闘賞目当てでアタックを繰り返す2人を尻目にイマイチ乗り気じゃないペレス。2人とも先に行けと手で促す。
パヴェ区間への切り替えを利用してウェイナンツが加速し単騎逃げ、諦めたブームくんと行く気のないペレスは吸収。
早く追いすぎたのか時間調整に入る集団から、KATのモルドバチャンピオン、プリュシキンがアタック。ウェイナンツに追いつきしばらく2人で進む。
30km付近からの30秒差を一時は55秒に離し粘るが残り8kmで吸収。
BLAST OFF! †
ブリュッセル万博のモニュメント、アトミウムを見て「ボスコニアンwww」と反応するアラフォー実況民。
本日のクリリン †
残り10km、終盤ゴールスプリントに向けて各チームが動き出す。
「(現役時代は位置取りだけで足を使ってしまっていたので、そこから)スプリントに絡む選手は僕の中で意味がわからなかったですね。いろんな意味で」
「ヴォクレールさんも一番後ろで走ってないで去年みたいに最終支援してもらいたいですけど」
マモノはベルギーでも牙をむく †
ジロのオランダステージでは落車に次ぐ落車とみんな酷い目にあってるので、とっととオランダを抜けてしまいたいプロトン。
ところがベルギーに入るとさらに環境が劣悪にw
65km地点、密集した集団の中で路上の障害物を避け損ねたHTCのハンセンが落車し鎖骨を骨折。完走はしたものの翌日DNSに。
沿道からはみ出す観客、きついカーブに中央分離帯のコンボなど、ゴールのブリュッセルへ向けてどんどん難易度が上がっていく。
残り1.5kmの右カーブ、HTCの選手がカーブを曲がりきれずランプレの選手と接触し落車。(忠則されまいと肩を入れて故意に外側へ押しやったようにも見える)
直後を走っていたフレイレとCTTハントがとばっちりで落車、後続の数名も不利を受ける。
カベンディッシュも巻き込まれたようで、ゆっくり流しながらカメラに本日終了のサイン。
さらに残り1kmを切った最終ストレートでも大落車が発生、前で残った30人ほどでの大混戦スプリントに。
またさらに、残り200でファラーが後輪を引っ掛けられて単独で転倒、怒りで拳を突き上げる。
久々の勝利 †
2人を残していたランプレのペタッキが早めに抜け出して逃げ切り。2位はレンショー、3位蓮、4位に会長。
ペタッキは6年ぶり出場でなんと7年ぶりの勝利。マイヨヴェールも獲得。
とれたま各賞 †
2度の大落車はいずれもゴール3km以内のため救済対象、緑以外のジャージには変動なし。
敢闘賞は最後まで粘ったウェイナンツ。
本日のタロサ †
「わんわん落車2010」至極名言www
「クリリンの呪い」Jスポーツ関係者がクリリンと公言したのはおそらく初。
「リタイヤさ(リタイヤ者)」「なのこり(名残り)」「エディーメルスの、メルクスの」「モルダビ(モルドバ)」など、初日から快調のようです。
名解説者の予感 †
スペシャルゲストは日本チャンプの宮澤選手。
バッソの件から始まったシューズ解説や、補給食に関しての説明、欧州では前ブレーキが左にくる理由、集団内でのチームの格と位置取りなど、的確でわかりやすい解説で実況スレでも非常に好評。
視聴者から好物の麩菓子ネタを振られ「好きな糖質のひとつですね」と力説w
クリリンも今日は完全にサブ解説に回り、安心して任せきっている感じ。
実況スレや(だって絶対見てるだろスタッフw)Twitterなどでの高評価を受けて、きょうきょ第7ステージのゲストにも決定。